
トップ > 和尚さんからひとこと(退蔵院からの季節のメッセージ)
8月に入りました。
「葉月」という名前の通り、庭の木々は葉を大きく広げ、
うっそうとした森のようです。
暑い炎天下の市街地から帰ってくると、
気温が少し低く感じるのもそのおかげでしょうか。
さて、京都では今年から「京の七夕」というイベントが開催されます。
これは、通常の新暦ではなく、旧暦の七夕にあわせて、
鴨川や二条城前の堀川などで七夕にちなんだお祭りをするというものです。
もともと、この七夕というのは起源の説がいろいろとあるようです。
ひとつの説としては、地方によって事情は異なりますが、
お盆の際に施餓鬼棚というものを作ってそこにお供え物をしてご先祖様をお迎えするという習慣があります。
その棚の四方に餓鬼旗というものをつけてお供えするのですが、
その「棚」の「旗」からこの七夕の発音が生まれたという説があります。
いずれにしても、この七夕は日本古来から、
神道や仏教などに影響を受けながら作り上げられてきた伝統行事です。
織姫様、彦星様のもとでお願い事をする。
とてもステキな伝統行事ですが、この七夕とはどういった意味があって、
どういう経緯で生まれたのか、そういったことに思いを馳せるのもよいかもしれません。
暑い日が続きますが、
どうかみなさまの願い事も叶いますように。