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藤袴(ふじばかま)

キク科/日本、中国原産/多年草/薄紫色

花の色が藤色、花弁の形が袴のようであることが名前の由来です。奈良時代に薬草として、中国から渡来しました。中国では「香草」と呼ばれています。葉が生のときは香気も薄いのですが、茎葉をたばねて室中に掛けておくと、日を経て乾枯するにしたがい、芳香が強くなります。そのため昔から秋の七草の一つです。

特徴:淡い紫色の小さな花が枝の先に集まるように咲き、全体に桜餅のような香りがします。水辺・湿地を好み、地下茎を長く伸ばします。

花ことば:躊躇、遅延

豆知識:昔は武士が戦場に行くとき、身だしなみとして兜によく藤袴の香をたきこめたと言われています。

☆ふじばかまが詠われた歌☆
「宿りせし ひとの形見か 藤袴 忘られがたき 香に匂ひつつ」紀貫之
「萩の花 尾花葛花なでしこの 花をみなへし また藤袴 朝顔の花」山上憶良