妙心寺 退蔵院
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こころの庭、お持ちですか?
◆椿(つばき)
ツバキ科/日本原産/常緑広葉樹/赤・白
つばきという名の語源には色々説があります。・葉に厚みがあることから「厚葉木(あつばぎ)」の「あ」を省略した意味、・葉につやのあることから「津葉木(つばぎ)」の意味、・革のように強い「強葉木(つばぎ)」の意味などがその由来と言われています。つばきを椿と書くのは日本で作られた国字で、春に花が咲くことを表しています。椿の堅い材は、武器として使用したこと(日本書紀)や、邪気や災いを払う「卯杖(うづえ)」が正倉院に所蔵されているほど生活に密着したものでした。
フランスでは『椿姫』以来、「つばきを持った女」または「つばき」というだけで「贅沢な、おしゃれな女」の意味になっており、ジャン・コクトオの小説でも椿が商売女に例えられています。
△特徴:佗助(わびすけ)などいろいろ種類があります。一重や八重があり、花色も赤、白、ピンク、など様々です。
△花ことば:控えめ、慎み深い、魅力
△豆知識:頭髪用の「椿油」は、大島の名産品です。大島は太平洋上で気温が高いため1月中旬が見頃となります。
☆つばきが詠われている詩☆
「昼の井戸 髪を洗ふと 葉椿の かげのかまどに 赤き火を焚く(たく)」若山牧水
「あしひきの 山つばき咲く 八峯(やつを)越え 鹿(しし)待つ君の いはひ妻かも」万葉集
「落(おち)ざまに 水こぼしけり 花椿」松尾芭蕉


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