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◆沙羅(さら)
原産地インドでは梵語の「サラ」あるいは「サール」(高遠の意)と呼び、漢字では「沙羅」があてはめられました。材は耐久性があり、建築構造材として広く利用され、樹皮はなめし剤や褐色染料にされるなど利用価値の高い木です。
△特徴:花は径3センチぐらいで、大きく円錐花序にたくさんつきます。
△花ことば:堅固、高遠
△豆知識:仏教三聖木の一つです。現在でもインド中部の各地では祭りのさいに村の娘達が沙羅の花を頭に飾り、将来の多幸を祈るなど神聖な木として固く信じられています。
☆さらが詠われた詩☆
「ゆうぐれの をぐらき上に ほのかにて 沙羅の木の花 ちりにけるかも」斉藤茂吉
◆夏椿
ツバキ科/日本原産/常緑広葉樹
よく沙羅双樹と呼ばれます。花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」といいます。釈迦(しゃか)が亡くなったときに近くに生えていたことで有名な「沙羅双樹」は、全く別の熱帯樹のことで、日本の風土では育たないそうです。昔、ある僧侶が、仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹が日本にもきっとあるはず、と山に入って探し回ったところ夏椿の木を見て沙羅双樹だと思い込み、広めたとの説があります。

△特徴:初夏、花がやや上向きに咲きますが、一日で落花します。
△花ことば:ひかえめな愛
△豆知識:似ている花は山茶花、藪椿、寒などがあります。
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