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◆蓮(はす)
スイレン科/アジア南部、北オーストラリア原産/多年草/紅色・淡紅色・白

花托の形が蜂の巣に似ているところが由来です。漢字の「蓮」は漢名からで、種子が連なってつくことからといわれます。夏の朝に水面まで花茎を立てて開花します。朝早く開き午後3時頃には閉じます。花の開閉は3回繰り返し、4日目には花びらが散ってしまう不思議な花です。秋の末に、地中に蓮根(れんこん)ができます。蓮はインドの古代民俗では女性の生殖を象徴し、多産、力、生命の想像力をあらわしその意味が引き延ばされて豊饒、幸運、繁栄、長寿などのシンボルになっていました。また仏教では仏陀の誕生を告げて蓮が花ひらいたとされ、仏典には極楽の空にはいつも美しい蓮の花弁が舞い、その泉水には白、赤、黄、青の連華が咲き誇っています。
△特徴:根の部分はふくらんで蓮根になります。
△花ことば:遠くにいった愛、雄弁
△豆知識:ヴェトナム・ホーチミンを舞台とした映画「季節の中で」(1999年アメリカ映画)では、蓮の花が映画のキーポイントとしてふんだんに使用されています。蓮がアジアの世界に密着した様子がうかがえます。
☆はすが詠われた詩☆
「ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中」夏目漱石
「久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に たまれる水の 玉に似たる見む」万葉集 新田部皇子(にいたべのみこ)
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